アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患
つらい春がやってきますが、最悪の情報が舞い込んできました。
2018年の花粉の飛散予測は大変なことになりそうです。
去年比で2倍の飛散量と発表されているので、アレルギー疾患を持っている人には最悪な情報です。
症状を少しでも緩和するためにも早め対策を講じましょう。
目次
スギ花粉の飛散予測(気象庁発表)
日本気象協会が1月16日に発表した今年の花粉飛散予測によると、東北地方で去年の2倍、関東甲信や四国地方で去年の1.5倍の予測となっています。
スギ花粉が飛散するピークは例年並みとの予報ですが、関東付近は少し長めの予報です。
- 福岡あたりで2月下旬から3月上旬
- 広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬など
- 東京では3月上旬から4月上旬
- 金沢と仙台で3月中旬~下旬
部屋の中だけでも花粉の少ない環境を
自分が住んでいる部屋の中だけでも、少しは鼻炎が楽になれば・・・
そう思っているはずです。
今、シャープの空気清浄機がとても安くなっているんですよ。
なかなかこの価格では手に入れられないと思うので、早い者勝ち!在庫がなくなって終了する前にGETです。
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター ~13畳/空気清浄 ~23畳 ホワイト KC-F50-W
この空気清浄機は、amazoでは売れ筋商品で、カスタマーレビューも500件を超えてるんです。
総合評価は5点満点中、4.4点と高得点。
何が良いかはカスタマーレビューを見てもらえるとわかりますので、少し読んでみてください
評価5.0 花粉症の症状がなくなりました
2017年4月30日
色: ホワイト|パターン: 本体|Amazonで購入
本製品は2015年モデルの加湿空気清浄機で、価格は16000円と手頃な値段ですが、寝室やリビング程度の広さでは十分な効果を発揮します。
妻は毎時間鼻をかみ、鼻水が出続け、夜も眠れないことが多くつらそうでした。そこで寝室にプラズマクラスターを置くと、その日の夜から鼻水が止まりました。これはすごい! しかし、リビングにいくとまた鼻水が出てしまうため、寝るとき以外はリビングに設置しました。そうすることでだいぶ花粉症の症状は改善してきました。この値段のものでも十分効果があり、お買い得だと思います。
評価5.0 シャープ大好き
2018年2月2日
色: ホワイト|パターン: 本体|Amazonで購入
こんな良い製品を作るシャープが買収されたのを思い出しました、、、自動運転で物凄い勢いで稼働してたので空気汚れてたんだなーと思いました、、目の痒みがなくなりました。
評価5.0 毎日寝室で使用しています。
2018年1月23日
色: ホワイト|パターン: 本体|Amazonで購入
型落ちだったのか、値段も安く購入できて満足しています。
空気が汚れているを赤いランプで教えてくれたり、必要以上には加湿をしなかったりと、機能面でも満足しています。
評価4.0 加湿機能がついていていい
2018年2月1日
色: ホワイト|パターン: 本体|Amazonで購入
加湿機能付きを探してこれにたどりつきました。タンクは1日2回は交換することになりますし、寝る前に交換しないと途中でなくなります。それだけ。後はいいのではないでしょうか。
評価5.0 花粉症の症状がなくなりました
投稿者わためん2017年4月30日
本製品は2015年モデルの加湿空気清浄機で、価格は16000円と手頃な値段ですが、寝室やリビング程度の広さでは十分な効果を発揮します。
妻は毎時間鼻をかみ、鼻水が出続け、夜も眠れないことが多くつらそうでした。そこで寝室にプラズマクラスターを置くと、その日の夜から鼻水が止まりました。これはすごい! しかし、リビングにいくとまた鼻水が出てしまうため、寝るとき以外はリビングに設置しました。そうすることでだいぶ花粉症の症状は改善してきました。この値段のものでも十分効果があり、お買い得だと思います
他 カスタマーレビューの詳細はこちらから↓
花粉症っていつから騒がれ出したの?
花粉症という言葉は、今では普通に皆さんになじんでいますが、1970年代には花粉症という言葉も症状もなじみがなかったように記憶しています。
実は花粉症というのは、1960年代にブタクサの花粉症が報告され、次いでスギの花粉症、イネ科の花粉症などの報告がされ、その後年々増加してきて一般に認知されてきたようです。
花粉症は、花粉によって引き起こされるアレルギー疾患ですが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等のアレルギー性鼻炎や目のかゆみ、流涙などのアレルギー性結膜炎が最も多く、まれに喘息やアトピーの症状を併発することがあります。
最も多い花粉症は、春先に大量に飛散して患者数が増大するスギ花粉症です。
花粉症はなぜ起こるのか?
花粉症が起きるメカニズムは、体内に入ってきた花粉に対しておきる異物反応(免疫反応)です。
私たちの身体は、体内に侵入してきた花粉を異物と認識して、その異物を排除するために抗体を作ります。
同じ様な異物を排除するために起きる免疫反応で、ふつうは身体にとって良い反応のはずなのですが、時に、その免疫反応が過剰になってしまい、鼻水が止まらない、くしゃみが止まらない、目の痒みが止まらないといった身体にとってマイナスに働いてしまいます。
しかし、花粉が体内に入ってきもすぐに花粉症になるわけではありません。
アレルギーの素因を持っていない人は、花粉が体内に入ってきたとしても花粉症にはならないのです。
異物と認識しないのですから、抗体をつくろうとしないので免疫反応が起きないからです。
羨ましい限りですね。
アレルギーの素因を持った人の身体の中で作られる抗体は IgE 抗体と呼ばれるものですが、花粉お種類によって違う抗体が作られるようです。
数年から数十年の間花粉を浴び続け、抗体をつくり蓄え、それが十分な量になることを「感作が成立した」というようですが、「感作が成立した」後に花粉が身体の中に入ってくると、くしゃみや鼻水、涙などの花粉症の症状が出現してしまいます。これ
が花粉症の発症です。
花粉症の症状を悪化させる要因
花粉症のメカニズムはわかりましたが、1970年以前にも同じような症状で多くの患者が疾患を患っていたかというと違います。
では、なぜ近年になって増えてきているのでしょう。
スギ花粉の飛散量にも関係性がありそうですが、それ以外にも様々な要因が考えられています。
母乳から人工栄養への切り替わりや食生活の変化
欧米では古くから花粉症に似たような疾患の「枯草熱」などが報告されていましたが、日本では1970年以降に急激に増えてきたことから、食生活や生活習慣の欧米化が要因ではないかとも言われています。
大気汚染や喫煙
室内環境や大気環境の悪さも症状を悪化させる要因のようです。
工業の発展、自動車の増加などによる大気環境の悪化や、中国大陸から運ばれてくる黄砂やPM2.5と言われる物質などの影響も一つの要因ではないかと考えられています。
室内環境としては喫煙やガスレンジ、石油製品を燃料とする暖房器具などによる汚染も、花粉症の症状を悪化させる可能性も指摘されています。
花粉症の患者数
日本の花粉症患者数は、正確には把握できていないようですが、全国の耳鼻咽喉科などを対象にした調査結果では、2008年時点で約40%の有病率といわれています。
花粉症になっている親を持つ子供は、そうではない親の子供よりも明らかに花粉症を患う確率が高いこともわかっているようです。
遺伝性によるものや、生活・食事環境によるものだと思われます。
花粉症の症状軽減対策
花粉症の症状を軽減する対策は色々ありますが、どれをとっても完璧なものではありません。
何もしないよりも花粉を吸い込む量が減り、症状が緩和される可能性があるというものです。
全く対策をせずにシーズンを過ごすよりも、少しでも症状を緩和する可能がある対策は実践したいですね。
でも、最も効果があると思われるものは、既に皆さんも実施済みです。
実施済みの対策ではありますが、チョットしたポイントもあるので参考にしてみてください。
マスク
マスクの装用は、花粉を吸い込む量を約3分の1から6分の1に減らすといわれています。
鼻の症状を軽くする効果があり、性能の良いマスクでは95%以上の花粉をカットするものがあります。
大事なことは顔にフィットするものを選ぶことで、なるべく隙間から入ってくる花粉を少なくすることが重要です。
衛生面からは使い捨てのものが推奨されています。
マスクの内側にガーゼを当てインナーマスクを装着することで更に効果を増すことがわかっています。
インナーマスクの作成方法
材料:市販のガーゼと化粧用のコットン
① ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
② 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
③ 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
④ 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
⑤ ③のガーゼをあてたマスクを装着する
⑥ 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする
(PM2.5対応)快適ガードさわやかマスク レギュラーサイズ 60枚入
FC ステラーゼ L(7.5cm×10cm) お徳用 24枚入
メガネ
花粉用のメガネではなく、普通のメガネであっても眼に入る花粉の量が約40%減少するようです。
さらに防御カバーのついた花粉症用のメガネを装着すると約65%も減少するとのことです。
花粉の飛散している季節にコンタクトレンズを使用すると、コンタクトレンズそのものによる刺激が、花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を増幅するとも言われています。
これは実際に体験済みです。
花粉の季節に山を自転車で登る時に、コンタクトレンズを装着してサングラスを付けると、鼻の中にツンとした痛みが出て、鼻水もくしゃみも止まらなくなります。
エニックス 花粉症めがね アイセーバー 防塵仕様 丸洗い可能 ユニセックス ブラック KG-303-1
アイリスオーヤマ めがねスキマガード M ERG-M
↑ 通常メガネをしている方、これおススメです。
レーザー手術
レーザーでアレルギー反応の起きる鼻の粘膜の一部を焼いていく治療です。
鼻の中の粘膜の一部をレーザーで焼くことで、鼻から花粉が入ってきても粘膜の反応を大幅に抑えることができて、花粉症の症状であるくしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどを軽減することができるのようです。
鼻への局部麻酔で施術され、手術は5分から20分程度で終わる軽いものです。
当然、入院などはありません。
アレルゲン免疫療法
花粉症の原因である物質を自分のからだに少量づつ取り入れて、時間をかけて少しずつ増やしていって免疫をつけ、自分の体質を変えていく治療法です。
レーザー治療とは違って体質を変えていくので、完全に治療できるのが特徴のようです。
副作用などがないわけではないようですので、しっかりと医師と相談して行う事が重要だと思います。
最近では「舌下免疫療法」という舌の裏側に薬を滴下して数分間待ち、その後飲み込むという簡単な方法もあるようです。
注射とは違い痛みもなく、通院頻度が少なくなるため気軽にできるようになったようです。