FXのデモトレードの記録をつけて いつか専業トレーダーになって生活することを目標に日々書いているブログですが、ちょっと休憩ということでFXとは関係ない話をしたいと思います。
昨年の10月に中古でアウディA4アバントを購入して、初めてドイツ車のオーナーになったBGです。
購入前から、輸入車は国産車と違ってトラブルはつきもので、多少は自分で修理したりメンテナンスできなければいけないということは理解していたので、これまでに起きているトラブルは自分で対処してきました。
購入時にエンジンルームを見て気になっていた「オイルのにじみ」
良くしてくれたし、他にも直してもらった部分もあったので、急を要さないと判断して購入の際には指摘しなかったのですが、今年の春に社内までオイルの焼けた匂いがするようになってきたので、タペットカバーのガスケットを交換しました。
他にはブローバイパイプの破損もありましたね。
応急処置で結構持っているので、パイプは買わずにそのまま様子を見ています。
購入すれば部品代は2万円程度で手に入れることが出来るはずなんですが・・・
もう一つのマイナートラブルが今回の主役
それは春先のまだ寒い時期でした。
フロントガラスが霜で真っ白の時、エアコンのデフロスター(フロントガラスの吹き出し口)を使っていたんですが、どんだけ待っても霜が取れないんですよ
(下のオレンジ色のランプが付いたスイッチがデフロスター)
ちゃんと風を出している音はするのに・・・と手をかざしてみたら、なんと音がしているだけで吹き出し口から風が出ていないんです。
スイッチを押すと、切り替わっているようで音が変わりますが、まったく風は出てこない
助手席の前のグローブボックスを取り外して、右の足元にある3つのモーターユニットが エアコンの吹き出し口を切り替えています。
その中の黄緑色のアームを動作させているのがデフロスター用のユニット
デフロスターのスイッチを押してみても動く様子はありません。
このユニットを取り外してケースを開けてみても、特に接点の異常やギアの摩耗などは見つけられず、もう一度組み付けて単体で動作させてみると動きました。
モーターは生きているみたいですし、ちゃんと信号も行っていることがわかりました。
あとは開閉の機構が何らかの要因で固くなってしまっているのかと思い、手動で黄緑色のレバーを動かしてみたのですが、普通に動いて切り替わります。
ユニットを取り付けてスイッチを押してみたところ切り替わりました。
何故?
ま、原因不明のままだけど、まずは動いたのでばらしたものを組み立てて完了
もう一度デフロスターを動かしてみたところ ちゃんと切り替わったのですが、翌日の朝つけてみると残念ながら切り替わりませんでした。
再度ばらして中を見てみたのですが原因をつかむことが出来ませんでした。
とりあえず朝に霜が凍って解かさなければいけない季節は過ぎたので、来シーズンまでには何とか治そうということで、そのまま放置していました。
9月、ぼちぼち秋を感じるようになったことで、冬も近づいてきたことを感じるわけですよ
で、もう一度モーターのユニットを見てみて原因を究明して部品を探して冬に備えなければということで作業開始です。
グローブボックスを取り外すとこんな感じでモーターのユニットが見えます
(写真を撮らなかったので他の方の借用しております)
左の黄緑色の樹脂パーツが付いているものがデフロスターの切り替え用ユニット
ねじ2本で止まっているので外します。
(こちらも写真撮らなかったので借用中)
こんなユニットになります。
爪を折らないように気を付けて このユニットを開けると、モーターとギアが現れます。
これ単体では正常な状態でも回らないし、レバーも動かないので 動かないと思ってしまわないように・・
開けて眺めてみたところ、モーターのプーリーと 最初のギアに隙間が見えて うまく噛み合っていないようでした。
前回は気が付かなかったんですね
グリスが切れていて、動くときだけ隙間が空いて、止まると元に戻って隙間がなくなったのかもしれません。
前回組み付けの時にグリスアップしていたので、今回はグリスのおかげで浮いたまま止まっていたから見つけることが出来たようです。
なんでモータのプーリーとギアの間に隙間が出来てしまうのかを見てみたのですが、特に破損してしまっているところなども見えなかったです。
手でモーターを押さえてみて通電してみると 普通に正常動作します。
ユニットのケースを取り付けて動作させてみると動きませんが、中でモーターが回っている音と振動は伝わってきます。
ケースを手で押さえてみると正常動作します。
原因は分かりませんが、動作時にモーターがわずかに動いてしまうことでギアからプーリーが離れてしまって空回りしていることがわかりました。
応急処置でモーターとケースの間に0.5mm程度の厚さのゴムを敷いてからケースを閉じます。
ケースが開いたりモーターの力で破損したりしないように、補強として結束バンドを回して固定します。
動作の邪魔にならないように 結束バンドの太さや通すルートに気を付けて
それを取り付けてテストしてみたところ、ばっちり動作しました、
何度もテストして問題ないことを確認してから、グローブボックスを取り付けて作業完了です。
とりあえずユニットを購入しなければならないかと思っていたので、これで治ってくれたのは嬉しいです。
これで今年の冬も大丈夫・・・かな